妊娠 乾燥 かゆみ

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妊娠中は乾燥しやすくなる

 妊娠中はホルモンの影響で皮膚が乾燥しやすくなります。妊娠前は乾燥が気になったことがない場合でも、皮膚がカサカサしたり粉をふいてしまったりすることも。
 乾燥がひどくなると、かゆみも強くなって、妊娠性皮膚掻痒症とよばれる症状になることもあります。

 

 

 

ふだんからできる乾燥対策は

 ふだんから、からだを清潔に保つよう心がけましょう。シャワーや入浴後は、タオルでよくふいて、肌にやさしい綿100%の肌着を着用するのがおすすめです。

 

 そして、保湿力の高いクリームでケアしておくのも忘れずに。乾燥しやすいときは、肌が敏感になっているので、刺激の少ない敏感肌用のクリームをえらぶのがポイントです。

 

相談するのは産婦人科?皮膚科?

 乾燥やかゆみがひどいときは、かかりつけの産婦人科医にまずは相談しましょう。産婦人科でも、かゆみ止めの内服薬やクリームを処方してもらうことができます。

 

 それでも効果がない場合は、医師に相談のうえ皮膚科を受診してみてください。皮膚科で処方される塗り薬などの外用薬は、局所的に作用するものなので、おなかの赤ちゃんに影響することは考えられません。ただし、妊娠していることは必ず伝えるようにしましょう。

 

髪の毛にも影響が?

 妊娠中のホルモンの変化で、頭皮の性質も変化します。髪がパサついたり、乾燥してフケが出やすくなることも。反対に皮膚の分泌が増えすぎて、頭皮がベタつくというケースもあるようです。

 

 いずれにしても、シャンプーをするときは、頭皮を傷つけないようやさしくマッサージするように洗い、ていねいにすすぐことが大切です。また、シャンプーやリンスは弱酸性のものを使用することがおすすめです。

 

 

 

おっぱいのお手入れ

 母乳育児を希望している場合、妊娠中からおっぱいのお手入れをしておくことが大切です。
 母乳は、赤ちゃんがおっぱいに吸いつくことで分泌が促進されますが、乳頭がかたいとうまく吸いつくことができません。そのため、妊娠中から乳頭のお手入れをしておくと、赤ちゃんが吸いやすくなって、母乳育児がスムーズにはじめられるのです。

 

お手入れはいつからはじめるべきか

 お手入れをはじめる時期は、医師や助産師の方針によってさまざまな考え方があります。胎盤が完成する16週から、20週頃から、36週頃からなどいわれていて、どれが正しいということもありませんので、通っている産院の指導にしたがうのがよいかと思われます。

 

 むかしは、おっぱいのお手入れをすると早産になるという考えもありましたが、最近では、16週から手入れをはじめた妊婦さんと、お手入れをしなかった人の早産率の差はないという考えがひろまりつつあるため、早くからお手入れを指導する産院もあるようです。